おっちゃん

今日、風呂に入りながら頭ん中にあったのはこのこと。

今日は父親の友人の訃報をきいた。
おじさんはにしぐちさんっていう。
にしぐちさんは関西では有名な大手のお菓子屋の営業マンだった。
いかにも関西!ってしゃべりとでっかい感じでおもしろかった。
私がまだ小学生で、まだ町営住宅に住んでいたころ
山陰方面に出張の時によく家に泊まりに来ていて
それ以外でも遊びに来ていて
にしぐちさんが来るとうちの両親はきまって焼肉しようっていって
ホットプレートで焼肉してた。
そういう日は必ずキリンビールの巨大なジョッキで大人3人が飲んでいたのを覚えてる。
お母さんもその頃は元気にビールを飲んでいたなあ。
ガハガハ大きな声で笑うから、住宅の壁薄いし近所迷惑にならないかっておもうほど。
とにかくにしぐちさんがくると両親が楽しそうで、そういうのって子供ながらに嬉しかった。
お母さんが病気になってから、にしぐちさんも気を使ってあんまり泊まりに来なくなった。

数年後、私の祝い事の時にわざわざ来てくれてそれはおおかた10年ぶりくらいだったと思う。
にしぐちさんは泣いて喜んでくれた。
私が会ったのはそれが最期。

年も重ねて、住む場所も変わって、時代も大きく変わって
変化が多くって、ワケはなくても親しい人と離れてくことはある。
そういうことはいーっぱいある。
もったいないけど大事な人を守りながら生きてかなきゃいけないんだから
生きてくってそういうことだからしかたがないんだと思う。
でも離れてても疎遠になっててもそれでも門出を喜んで泣いてくれる。
何年たっても気持ちがあるってことは すごいことだなあって思ってた。

にしぐちさんには今の私を知ってほしかった。 
死んじゃったなんて嘘みたいだ。
ちゃんと私、元気にやってるよっていいたかったなあ。
いっしょにお酒飲みたかったなぁ。
可愛がってくれてありがとう。

にしぐちのおっちゃん。
やすらかにね。お菓子買いにいくからね。
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by tomomixphoto | 2009-12-11 23:40