葉桜
葉桜の下。お花見をした。
残りわずかの薄紅に黄緑の色あわせがきれいだと思った。
お花見日和と言われる日はほんの少しだったなあ。
人々が目を輝かせて見上げた薄紅の時期はおわってしまって。
木々は今何想う。
きっとまたいつものように 根から水を 葉に光を
また来年 薄紅いっぱいになるように
日々行きかう人をふわり守るように
桜の木なんだといばるわけでもなく
これからも桜は夏も秋も冬も。
いのちを育むのでしょう。
欠けた花びら。
葉桜に感じた。
こつこつ生きる。
by tomomixphoto | 2008-04-15 23:58